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2012-06-15

2012-06-15

Tag: 雑感

世の中のこと

 司法書士の仕事をやっていて、今の世の中を色々と考えさせられることがあります。特に、債務整理と成年後見の仕事をしていると、人が生きていくとはどういうことなんだろうということを考えさせられます。
 行き着くとこまで行き着くと、宗教掛かった考えになって行ってしまう。そこまで行かなくても、今の世の中に矛盾を感じる。
 資本主義社会、自由主義経済というんは、世の中で需要が多く、供給が不足している時代には、自由な競争が世の中を調整する非常にいいシステムでしたが、供給が勝り、需要が不足しているときは、無理矢理物を買ってもらわないと機能しない。
 そうなると、営業と詐欺は紙一重であるという事実が、悪徳商法がはびこるという結果となってしまう。

 かといって、自由主義でないシステムとしての社会主義がうまく機能しなかったのは、歴史的事実である。今後人間はどこへいくのであろうか。


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